ERiのトロント留学

ERiのトロント留学

カナダで保育士を目指すアラサーの軌跡。

カレッジ生活スタートとカルチャーショック

入学して早7週間が経ちました。

てことで近況報告をいたします(´・ω・`)

 

カレッジの幼児教育コースは6クラス×50人で、なんと半数いやもしかすると半数以上が留学生。だから初日から比較的友達は作りやすかったです。どこの語学学校だった?みたいな笑

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授業は1コマ3時間ずつ(長い!)だから、1限と3限の日とかは間に3時間も休憩時間があるwwどないすりゃえーねん

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でもね、クラスの1人が勉強会しよって呼びかけてくれて、毎週そのロング休憩の日は7-8人でミーティングルームを借りて復習やテスト勉強をしてます。てか皆がわたしに教えてくれてる(/ω\)

 

あと、放課後もほぼ毎日、勉強会とは違うメンバーで宿題したり、なんか話したりして帰宅は20時ー21時くらい。

 

 

授業はというと、下積みが長かったのもあって聞き取りの方は割とまあまあなんやけど、でもいざ「はい、じゃあグループで話し合ってー!」とか言われるとちーんてなる。あれ?何やっけ?みたいな。はあ、、

 

授業中はさすが北米の人たち、積極性が違います。先生が1文、2文喋るととたんに5人がぱっと挙手。「こういうときはどうなんですか?」って質問する人はもちろん、「教授に付け加えて言いたいことがあります。これは~~だから~~なんです。ですよね、教授?」みたいなんまで(;´∀`)すごすぎる。

 

科目は幼児教育の基礎、安全・健康・栄養、コミュニケーション学、基礎英語…みたいな感じです。んで、その中で幼児期にはアートへの親しみが重要だみたいなんで毎週粘土や紙や葉っぱで何か作品を作る時間があるんです。

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なんとなくライン作ったやつ

 

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粘土を混ぜて紙にこすりつけた夜空と、そこで遊ぶ白いイルカさん。

 

んで、ここで大きなカルチャーショックにぶつかるんやけど。

かすかに記憶に残っている幼稚園時代。日本だと先生が「もうすぐ父の日だから絵の具でお父さんの絵を描きましょう」「今日はみんなで粘土を使って恐竜を作りましょう」みたいに先生にテーマと材料を指定されて取り組んでいたと思うんです。

 

でもカナダは「ここのテーブルにはクレヨン、あのテーブルには新聞紙、こっちには粘土があるから、好きなところに行って好きなことをしましょう。さあ新聞紙はどんな匂いかな?粘土はどんな感触?」みたいな、子どもの興味を最重要視して、自らの発想力に任せるって感じらしい。

 

あと、うちがよく覚えているのが、自分が年長さんのとき父の日の絵を描いて、お父さんのパーマヘアを上手く描けてたらしく、先生が「えりちゃんがパーマを上手に描けてるから、みんなもよーく見てみて。ほら○○ちゃんのパパもパーマだったよね?」とか言われたんやけど、カナダではたぶんそれあんまりしないみたい。なんか、幼児期の教育として、人とは一切比べないし、褒めることが正義ではなく、”なにをどう”上手に描けているかを”言葉で”描写してあげる、みたいな?

 

例えば「わあ!この赤い線は太くしっかり描けてるね~!」とか「あ、この部分、この色とこの色がきれいに重なっているね!」とか、まず最初に子どもの絵を描写してあげることが大事らしい。

 

てかうちの幼稚園時代の記憶が、先生に褒められてえっへんってなったことしか覚えてないから、あたかも日本の教育が間違ってるみたいな言い方になってしまったけど、そういうことじゃありません(;'∀') ただ、教育スタイルが違うなあということはほんとに毎日気づかされる。

 

と、同時に日本の教育しか受けていない自分が、果たしてカナダで保育士として子どもにとって重要な時期の教育をできるのかという大きな不安に襲われます。

 

まだ書きたいんやけど長くなったからいったんここで終わります^^