ERiのトロント留学

ERiのトロント留学

カナダで保育士を目指すアラサーの軌跡。

トロントのカレッジを卒業した後に必要な手続き

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さて。2年間のカレッジ生活も修了し、いよいよECEとしてキャリアをスタートさせる時がきました。

留学生の身として卒業前後で必要な手続きはいくつかあります。

  • College of ECEへの登録
  • ワークビザ (ポスグラビザ)の申請
  • SIN Numberの更新

 

College of ECEへの登録

オンタリオで保育士になるためにはカレッジで2年以上のコースを卒業したのち、College of ECEという保育士協会みたいなところに申し込みをして、RECE (Registered Early Childhood Educator) という資格を取得しなければなりません。

申し込みはオンラインでもできますが、わたしは直接事務所に赴き手続きをしました。まあ結局申請完了はできなかったんですが。St. Patrick駅からすぐのところにあります。

必要な書類は

  1. 申込書 (HPでダウンロードできます)
  2. カレッジのOfficial Transcripts (成績証明書) 
  3. オンタリオで働く資格があるか否かの証明 (カナダ国籍保持者はBirth Certificate、カナダ永住権保持者はPRcard、留学生はワークビザ)
  4. 結婚してる人はMarriage Certificate
  5. 申請料255ドル(高い!)

2.の成績証明書に関してはうちの大学の場合ですが5月1日以降に順次郵便での発送とのことで4月中旬に卒業した後、受け取りまで少しタイムラグがありました。

3.のワークビザについては申請後、ビザ取得まで3ヶ月ちょいかかります。ただ、College of ECEには「ポスグラビザ申請した際の支払いレシート」を提出すればOKでした。

すべての書類を提出してから約3ヶ月ほどで晴れてRECEになりました。

 

ワークビザ (ポスグラビザ)と、旦那の配偶者ビザの申請

オンタリオの公立カレッジの2年コースを取ると、卒業後に3年間のオープンワークビザ、その名もPGWP (Post Graduate Work Permit) 略してポスグラビザが取れます。

CICの示すとおりに申請書類を集めて送付するだけです。卒業後すぐに申請できるよう早めに準備を始めましょう。

  1. 申請書
  2. パスポートのコピー
  3. カレッジのOfficial Transcripts
  4. 健康診断 (政府指定の病院で検査を受ける。280ドルくらいかかる) (子供関係や病院関係で働く人のみが必要となる)
  5. 証明写真
  6. 申請料255ドル (たかい!)

また、わたしの場合は旦那さんの配偶者ワークビザも同時に申請したので上記に加え、

  1. 旦那のパスポートコピー
  2. 旦那の委任状サイン (私が代理申請人となるため)
  3. わたしの雇用契約書

ラストの雇用契約書ですが、幸い卒業直前に就職先を見つけ雇用契約までこぎつけたので、ポスグラ申請の時に「その他の書類」のところに一応添付しておきました。

ちなみにポスグラホルダーの配偶者ビザに関しては、ビザ関係を弁護士に全てお任せしてる日本人の友達や、ネットにたくさん載っている各留学エージェントのブログや、カナダ版ヤフー知恵袋等々、たくさんのソースを調べてみて、全てに共通していた情報として、

  • ポスグラ申請者がその配偶者のワークビザをスポンサーする際は、その時点でフルタイムで雇用されていないといけない。
  • カレッジの専攻と就職先はマッチしていないといけない。
  • サポートドキュメントとして、無期限のフルタイム雇用であることを明記された雇用契約書と、数回分の給与明細を添付しなければならない。

 

といったものでした。

震えました。

新卒最強説の日本と違い、カナダでコネなしにいきなりフルタイム採用されるのは結構難しい。でも旦那のビザはあと少しで切れるし、切れたら日本へ強制送還もありうる。え〜旦那さん日本に帰っちゃうの???

 

しかし、私が血眼で何度もなんどもCICのホームページを確認しても、

You (この場合、うちの旦那さん) may be eligible for an open work permit if you are the spouse or common-law partner of a skilled worker or international student. 

としか書いてないんですね。

主申請者であるわたしはECE、つまりスキルドワーカーのカテゴリに入る歴としたプロフェッショナルですので、旦那のビザスポンサーとなる資格があるはずなのです。それにCICのHPには特に「フルタイムでないとダメ」とか「スキルドワーカーだとしても、卒業したコースと異なる分野での就職はダメ」とか書いてないんですよ。

なるようになれ〜と思い、一応先ほど述べた雇用契約書を添付したら、なんとあっさり旦那のビザも通っちゃいました。追加書類も何にも問われず、申請の3ヶ月後に無事2人ともビザがおりました。

つまり私が配偶者ビザ申請した時に必要だったのは

  • 主の申請者がスキルドワーカー(つまりNOCリストに載っている職業)であること(フルタイムとか専攻とか別に問わない)
  • 念のため、すでに雇用先がある場合は雇用契約書の添付

 

以上。

このように、ビザ関係は毎年毎月状況が変わるので、他の情報に惑わされず、答えは全てCICのホームページに載っているので隅々までよく読んで!もしかしたら私の時の審査官がちょろかっただけで他の人は違った結果になったのかもしれんけど、、、

まあ結果オーライ〜

 

ちなみに、現在話題沸騰中のバイオメトリクスについてですが、

2019年5月ポスグラ申請〜8月ビザ取得時は必要ありませんでした!

 

おわり